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「聖なる夜に二人だけ(後編)」チャンミン×ヒチョル(クリスマス企画短編)

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「まあ、帰ったらし放題だな」


「なんか、すごいしたいんですよね」


そうか。と言いながら、俺は仰向けのまま、また少し距離を開けた。


「ヒョン色白いし、どっちかというと女顔なところありますよね」


「そんなことねーよ。俺は身も心も完璧な男だ」


チャンミンがこっちを見ているのが分かって、もう少し俺は距離を開けた。


「落ちますよ」


「よし。おやすみ」


俺は背を向けて、目を閉じた。


「ヒチョリヒョン」


「おい!」


真後ろから声がして俺は叫ぶ。振り向くとチャンミンがすぐそこに座って髪をガシガシと混ぜている。


「あー、滅茶苦茶やりたい」


「一人でやれ!」


「ヒョン。俺も頑張るって言いましたよね?」


「俺の頑張りどころはそんなとこじゃねーよ!」


俺も起き上がる。もう後ろは海だ。


「やらせて下さい」


「マジで言ってんのか?男相手にするくらいなら一人でやった方がマシだろーが!」


「すぐ済むんで」


「俺の体はお前とおんなじ構造してんだよっ」


「なんかたっちゃった」


「何でたつんだよ、おかしいだろ!そんなんで体力使えねーだろ、死ぬぞ!」


「死ぬならやって死にたいです」


チャンミンに手を伸ばされて払う。


「お前彼女!」


「どうやら別れることになりそうですね」


眉を困った風に八の字にした。


「真剣にしろよ!」


「分かりましたっ!真剣にします!」


チャンミンが本気でかかってきた。


「それじゃねーよっ!マジふざけんな!」


「ヒョンちょっと洗いながら行くんで!」


「やめっ、やめろ!」


そうして、悲惨な夜が終わった。

最後には、俺も気持ちよくなった方がのちのち楽だろうと言う思惑で手でいかされ、とうとう俺は傷ものなってしまった。


「ヒチョリヒョン。まだ痛いですか?」


「お前、まじ許さねえ」


「これ飲んで下さい」


チャンミンに作った水を渡される。
俺は、力でこられて、本気出されると負けるのは分かっていたし、体力を考え殴り合いもしなかったからか、中盤からは合意の上に近く、時間をかけられたせいで、負担が抑えられ、実は痛みは思ったよりもなかった。


「俺も自分の性欲が憎いです」


「てめえ」


言いながら俺は意外と怒ってはいなかった。
終わった直後は怒り心頭だったものの、長くは続かなかった。チャンミンも何となく安心して普通に接している。
それはこいつの方が汗かいたくせに、今日殆ど作った水を俺に渡してくるからというのもあったかもしれない。今朝は、カップに入った水も「これ二つとも飲んでいいです」と言い出して来た。

なのに。


「ヒョン……」


一日が終わって、寝転がってる俺の肩に手を置かれる。


「お前!マジで今日はないぞ!」


「カップの水飲んでいいですから」


「俺には可愛い猫がいるんだよ!」


「どうだっていい!そんなこと!」


「やめろって!あ……」


本当にタガがはずれたチャンミンの性欲は凄かった。
性なる暴れん坊将軍と一緒に飛んできたことを俺は呪った。


「ほん……とに。もうっやめ……」


「はあ。ヒチョリヒョン。カップの水飲んでいいですから」


「……だから!その文句なんだよ!……ッ!……」


夕方になると手を出されて、次は昼夜問わず、やられた。


「あ……もうっ……やめっ」


「ヒョン良かった。またイキそうですか?俺もです」


「イクって……もうっ……あ!」


昼間の木陰で、背の高い草にまみれて後ろからされたり。朝も夜も。
最悪なことに、チャンミンは俺が気持ち良がる場所も中に見つけ出して、本当に合意の上になってしまっている。


「俺達マジで死ぬぞ!」


「すいません……」


起きてる間ずっと水を作ることになってしまったチャンミンは、水のカップを一つ俺に与えてから、缶を舐めては火にかけて、気落ちしている。体力も削られてきてるのだろう。


「あの服一着、燃料にしましょう」


「分かった。俺がやる」


誰かのシャツを俺は裂きながら、正面のチャンミンを見た。
しょんぼりしながらも俺を見るこいつの目は来た時といつの間にか変わっている。
俺より絶対疲れているのに、これくらいの仕事を、自分にやらせるのが悪そうに見ている。
それを見ながら「もう海水ないだろ」と、溜息ついて言うと、「ヒチョリヒョンも飲んで下さい」と横に置いてあった俺の缶に手を伸ばされたから、それをさえぎった。


「俺は飲んだから今日はいい」


そう言ってシャツの切れ端で、まだ熱い缶を包みながら、海水を汲んで乗せた。
チャンミンは俺を見つめている。
ぱちぱちと夜の海の真ん中に音がして、明るい炎の光が黒い水面を照らしている。

360度、誰もいない世界だった。


「お前は、この環境でそうなっただけだ。帰ったら全部忘れて、女とより戻せよ」


何も言わず俺を見つめて、チャンミンは出来た水を飲んでいた。
そして、喋らなくなった人間と消えた火を囲うように横になった。


「良く寝ろよ」


そう言って背を向けて目を閉じた俺の肩に、手が置かれた。

この暴れん坊が!と、思いながら振り返った。

いつの間にか真横で、片肱立てて上半身だけ少し起こして俺を見下ろしている。

その後ろには満点の星空があった。


「ヒョン……今日クリスマスです」


チャンミンが喋った。


「……そっか」


俺はそっと息を吐いた。そんなことすっかり忘れてたなと思った。


「はい」


「俺達、仕事キャンセルしたな」


「はい。彼女との約束も」


自分を見ている目を見上げていた。


「……そうか」


「俺と一緒ですいません」


困ったみたいに曲がった眉に、仕方なく微笑んで、「俺は誰かと過ごせて良かったよ」と言った。


キスをされた。


それは自分達に初めてだったから、とがめて「チャンミン」と声をかけた。

でも、またキスをされた。

正直言えば俺、彼女と上手くいってませんでしたと、整った顔を歪めて俺に語り出す。


「それに今、ここに二人しかいないのに、帰った時のこととか考える必要なくないですか?もしかしたら一生このままかもしれないのに」


俺を見る目が、まるで異性の恋人を見ている眼差しに変わっていたのを知っている。チャンミンが覆い被さって来た。

キスをされて息が上がる。


「チャンミン、俺は結構ずるいから切り替えられる、お前も帰ったらそうしろ」


「それは俺が決めます。……でも、分かりました」


自分達は、今までみたいな欲望に突っ走ったもんじゃないそれをした。


「おーい。おーい」


俺は朝、眩しさと誰かの呼び声に目蓋を開けた。

チャンミンの腕枕から顔を起こす。


「ぅおっ!」


慌てて服を着ながらチャンミンを揺り起こす。勢いあまってチャンミンが海に落ちた。


「え!はっ?」


起きながら泳ぐ素っ裸のチャンミンと着替え終わった俺の前に真新しいクルーザーが停まっていた。船長らしき老人がデッキからこっちを見ている。


「漂流?」


と、声をかけられた。


「いやー、綺麗な海ですねえ!ヒチョリヒョン」


「だな!」


俺達は今、どこかの港に向かっていた。シャワーも浴びてこざっぱりしていた。今までのことが嘘のような晴れやかさだった。


「良かったよー。丁度仕事帰りでさー。たまには船も使って見るもんだなー」


「良かったのはこっちです!本当にありがとうございました!ちょっと死ぬかと思ってたんですよ!ははっ!な、チャンミン!」


「本当に!俺干からびるところでした!」


俺達は礼を言い合いながら、水を沢山飲ませてもらって広々としたデッキでケーキやパンもご馳走になった。


「もう着くからねー」


驚いたことに夜にはどこかの港に着いた。電話を借りて、二日後にはマネージャーが迎えに来ることになった。


「メリークリスマス!」


とクリスマスは終わったけれど、老人は俺達に言い残し去ってしまった。


大捜索されていた俺達は見つからなかったのが不思議だと言われ、一体自分達がいたのがどこだったのかも分からないまま、各種の手続きを済ませ、写真集は中止になり、もう帰国していたメンバーの後を追って帰国し、キャンセルしたスケジュールの穴埋めをした。


「しかし、不思議だと思いませんか?」


「いや、不思議なのは何でお前がここにいるかなんだよ」


俺は仰向けで呟く。俺の頭の後ろにはこいつの腕があった。


「お前さ。あの時、分かりましたって言ったよな?」


横を向くと、笑っている整った顔があった。


「それは俺が決めるって、その前に言いましたよ」


こいつは携帯電話を手に入れて速攻、彼女と別れましたと言って、俺が一人の時を狙って宿舎に来るようになった。

来るだけじゃなかった。


「お前さ、いい加減正気に戻れよ」


俺の頭が抱き寄せられ、耳元で囁かれた。


「ヒョンの体が男に感じるようになった責任とってるだけです」


「ぶん殴るぞ」


少し腕が解かれたけれど、まだその中だった。


「それより、気になることがあるんですよ」


「何だよ」


「あの老人、何であんなに韓国語上手かったのかと思いませんでした?完全に白人だったのに。寄港した港でもぺらぺらその国の言葉喋ってたし」


俺はぼんやりとあの日のことを思い出す。


「……まあ。そう言う仕事だったんだろ?」


「俺、実はシャワー室の横のドアから音聞いたんです」


俺は首をそらせてまだ日焼けの残るチャンミンの顔を見た。


「最初あそこもトイレかなと思ったけど、多分違います。なんか動物の鼻息がしたんですよ」


起き上がった俺に合わせて、チャンミンも座った。


「それから、鈴の音も……」


俺は鼻で笑った。


「まさか」


言いながら、でも、あの老人が白い髭をたっぷり生やしていた様子を思い出した。


眉をひそめた俺をよそにチャンミンが立ち上がる。


「猫呼んでいいですか?ヒボム―」


素っ裸のままドアを開けるのを見ながら、俺は苦笑して首を振った。


まさかな。


「猫来なかったんで、もう一回やります」


「お前なあ!」













『聖なる夜に二人だけ』おわり











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~ Comment ~

はじめまして

こんにちは いつも読み逃げしておりました 結構長い間無言で楽しませていただいていましたが 今日はどうしても何か言わなければ!と  X'masのお話!色々想像と妄想を重ねつつ読みました♪ そっちから攻めてくるとは思わず 家に誰もいなくてよかったと思うほど笑いました すみません 笑ってもよかったですか?  これからも陰ながら応援しています 無理なく楽しみをわけてください♪

Re: はじめまして

はじめまして!^^トドリさん!
返事が遅くなりまして申し訳ありませんm(_ _)m
コメント下さりありがとうございます!^^
クリスマスのお話読んで頂いたみたいですごく嬉しいです!どれも思い入れがありまして、楽しんで頂けましたら幸いです。
こちらのお話笑って頂けたようで、大変光栄です(笑)どんどん笑って下さいませ。
どうしても何か言わなければとお思いになって下さったのはこのお話のおかげでしょうか?^^でしたら、ある読者様のリクエストでこの話を書かせて頂きとても自分はラッキーでしたね。
応援ありがとうございます。過疎化が進んでおりますもので嬉しいです。全て自分の蒔いた種なのですが^^;
またお暇で仕方ない時になどふらりとお立ち寄り下さいませ^^
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